「世界津波の日」高校生サミットin黒潮

公開日 2024年01月04日

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「世界津波の日」高校生サミットin黒潮 

自然災害から生きぬくために、次世代を担う私たちができること 

~自助・共助・公助の視点から~

 

開催結果

 日本を含む30カ国の高校生(国内参加高校生115名、海外参加高校生246名、合計361名)が参加しました。

 高校生たちは、津波防災についてのフィールドワークや議論を通して、津波災害の歴史や防災・減災の取組を学ぶとともに、今後の課題や自国での取組等について分科会で発表しました。

 そして、サミットの成果として「黒潮宣言(日本語)[PDF:59KB]/(英語)[PDF:36KB]を採択しました。

 本サミットに参加された高校生たちが、将来、それぞれの国において地震・津波による災害を最小化するなど、防災・減災分野におけるリーダーとして活躍することが期待されています。

 

1.開催趣旨

 津波の脅威と対策への国際的な意識向上を目的に、日本が提唱し日本を含む世界142カ国が共同提案を行った、11月5日を国連の共通記念日である「世界津波の日」とすることについて、2015年12月、国連総会委員会において全会一致で採択されました。

 日本では、「津波対策の推進に関する法律(2011年6月)」により、すでに11月5日を「津波防災の日」として定めています。

 これは、1854年旧暦11月5日に起きた安政南海地震の際、和歌山県広川町の庄屋だった濱口梧陵(はまぐち ごりょう)が、稲むらに火をつけ、村人を高台に導いて大津波から命を救った逸話「稲むらの火」に由来しています。

 このたび、「世界津波の日」の啓発イベントとして、青少年による国際会議「『世界津波の日』高校生サミットin黒潮」を、高知県黒潮町において開催します。高知県黒潮町は、南海トラフ地震による国の被害想定において、津波高34.4メートルという最も厳しい想定が示された町です。その想定が示された後、黒潮町では、地震津波で一人の犠牲者も出さないことを理念に、防災インフラ整備、防災教育の充実、防災産業の創出など、様々な取り組みを進めています。

 地震津波は多くの人命を奪い、甚大な被害をもたらす各国共通の課題です。

 今回の高校生サミットは、防災の知見と地震津波の脅威を伝え、必要な防災、減災、迅速な復旧復興といった災害に関するテーマについて学習・意見交換することにより、地震津波等の災害から国民の生命、身体、財産を保護し、国民生活及び国民経済に及ぼす影響を最小化することのできる、将来のリーダーを育成することを目的に開催します。

 

2.主催等

 主 催 : 高知県、高知県教育委員会、黒潮町、黒潮町教育委員会

 共 催 : 国連国際防災戦略事務局(UNISDR)駐日事務所

 後 援 : 国土強靱化推進本部、内閣府(防災担当)、外務省、文部科学省、経済協力開発機構(OECD)

 

3.開催日

 平成28年11月25日(金)~26日(土)  

 

4.会 場

 高知県立土佐西南大規模公園体育館、ふるさと総合センター(高知県黒潮町)

 

5.皆様へのご案内

 ◆サミット開催中は会場周辺で交通規制(通行止め)が行われます。

   詳細は、黒潮町役場まちづくり課(電話:0880-43-2115、FAX:0880-43-2788)までお問い合わせください。

   【交通規制時間帯】
    11月25日(金)15時~19時
    11月26日(土)7時~18時半

 ◆会場周辺でのドローン等による飛行・撮影は禁止させていただきます。

 ◆サミットの見学は一般の方も可能ですが、開催中は上記の交通規制が行われます。

   このため、会場までお車でお越しいただく場合は、黒潮町役場本庁舎駐車場へ駐車していただくことになります。

   なお、土佐入野駅から会場までは、シャトルバスを用意しておりますので、ご利用下さい。

   【シャトルバスの運行時間(土佐入野駅⇔会場)】
    11月25日(金) 15時~19時
    11月26日(土) 10時~18時

 

6.その他

 詳細についてはこちら(黒潮町HP)をご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ

高知県 危機管理部 南海トラフ地震対策課

所在地: 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1丁目2番20号
電話: 企画調整  088-823-9798
地域支援  088-823-9317
事前復興室 088-823-9386
ファックス: 088-823-9253
メール: 010201@ken.pref.kochi.lg.jp

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