令和３年１月の中央教育審議会答申において、高校生の学習意欲を喚起し、可能性及び能力を最大限に伸長するための各高等学校の特色化・魅力化が提言されました。そのなかで、「約７割の高校生が通う学科を『普通科』として一括りに議論するのではなく、『普通教育を主とする学科』を置く各高等学校がそれぞれの特色化・魅力化に取り組むことを推進する観点から、（中略）、当該学科の特色・魅力ある教育内容を表現する名称を学科名とすることを可能とするための制度的な措置が求められる」と示されています。
　この提言を受け、文部科学省は省令改正（令和３年３月）を行い、令和４年度から高等学校の「普通教育を主とする学科」に普通科以外の学科（学際領域学科、地域社会学科、その他の普通科）が設置できることとなりました。

　清水高等学校では、令和４年度から文部科学省指定事業「新時代に対応した高等学校改革推進事業」の採択を受け、学際領域学科の設置に向けて検討を行ってきました。

　清水高等学校の普通教育を主とする学科「普通科」を普通教育を主とする学科「未来共創科」へ、令和７年度から学科改編するため規則改正を行うものです。